今回のお題目は、またまたリフォームに関することではありません。

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リフォームに関することは、まがりなりにもこれを生業にして、作業に対してお客様に支払いをしていただいていますので、ブログで取り上げる工事内容も、誤って理解したファクトを書き込んだりしていないかをチェックしながら、再度確認しながらなので、結構時間もかかり大変なこともあり、工事のネタがないわけではないのですが、ついつい後回しになってしまいます。

と言い訳がましいですね。

今回は、画像を見てのとおり、我が家の小さな池、というか水たまりに咲いた睡蓮、それと合わせて、毎年実をつけるのに、大きくなる前に落ちてしまうプラムの実です。

まさに「掃き溜めに鶴」ですね。

そして、睡蓮の奥にある、おおきな泡のかたまりです。

この泡のかたまりは、多分カエルの卵塊だとは思うのですが、調べてもよく判りません。

高尾の川沿いに棲息するカエルで、泡に包まれた卵を産むカエルというと、アオガエルでしょうか?

カエルに詳しい方がいらしたら教えてください。

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おたまじゃくしが孵ったら、はっきりするかも知れません。

僕が育った場所は、自然環境といえば空き地、多摩川河川敷、わりと近くにあった池、くらいのものだったので、自然に見られる両生類は、ヒキガエルのみ。(それはそれでかわいいですが)

哺乳類は、鼠、猫、犬、人・・・。

高尾に引越してからは、家の壁に、でかいナナフシがいたり、家の前にイノシシがいたり、ジョウビタキが窓ガラスをつついたり、山に入れば、テン、リス、サル、マムシにアオダイショウと、生物好きとしてはたまらない環境ですね。

数年前に造ったこの水たまりは、レンガを積んで造った箱状のものの内側に、FRPという、ガラス繊維をポリエステル樹脂で固めたもので防水しています。

建築関係だと、戸建のベランダ防水と同じ素材です。

他にも、サーフボード、一昔前の車のボディ、ボートや船、大型造形物と、強度、耐久性が高いので、様々な用途に使われています。

ただ、弾性率が低いので(変形しやすい=やわらかい)、構造材には使われませんね。

割と新しい素材で、諸説あるものの、二十世紀初頭に出てきて、日本に入ってきたのは、五十数年前だそうです。

そう考えると、僕とあまり年齢は変わらないですね。

家のことでいうと、ベランダのFRP防水でいえば、排水穴(ドレン)、サッシ周りのコーキングに問題がなければ、FRP部分は、20年以上は大丈夫でしょう。

よほど重たく尖ったものを落とさないかぎり、穴も開きません。

ただ、大きな問題が起こらないように、家を末永く維持する為には、15年から20年くらいのサイクルで外壁塗装、コーキング打替をする必要があるので、その工事の際に、ベランダFRP防水も、やり直したほうが良いと思います。

そして、そのFRP防水をした池の底に赤玉土を入れて、水を張って、植木鉢に植えた睡蓮やら、水草やらを沈めてあげれば、ビオトープといったら聞こえは良いですが、水たまりの完成です。

この水たまりはあまり大きくなく、夏場は水温が上がってしまうことが多いので、もし水たまりをつくるのであれば、可能なかぎり、大きくて深いほうが良いです。

そうすると、水温が安定するので、植物もよく育ちます。

そして、割と崩れにくい土を敷き詰めて水を張ってあげれば、雨の少ない時期に、水を足す以外、手入れは必要がありません。

ありがちなのは、ジャリを敷いたりして、コケが生えると、年に一回、水を抜いて、掃除をする、というパターンですが、あれをすると、水の中にいるバクテリアなどの微生物が皆死んでしまい、せっかく時間をかけて出来上がった水質が壊されて、その場所の生態系が破壊されてしまいます。

放っておけば、時間をかけて、よい感じに収束していくものです。
Aという物質が突出すると、それを利用するBが突出して、それによってAが減少すると、合わせてBも減少することで出来た空いた場所を利用するCが出てきて・・・という感じで、物事は安定していきます。

恒常性、ホメオスタシスなんていいますね。
確か、芥川も、中庸であることの重要性を説いていたと思いますが、世の中すべてが、ほどほどで、安定した状態に収束してくれると良いのですけれどね。

イーゼルホーム 住まいる館 加藤でした。